看護師の私生活

【感想あり】「嫌われる勇気」で変わった僕の思考

嫌われる勇気について調べている人
「’嫌われる勇気’ってどうなんだろう??読んでどう変わるのかな??」

こういった疑問に答えていきます。


✔本記事の内容

・「嫌われる勇気」で変わった僕の思考
・「嫌われる勇気」はどんな人に向いているか

この記事を書いている僕は29歳男性です。


職業は看護師をしており、今年で8年目になります。


僕はもともと対人関係において以下のような悩みを持っています。


・相手に嫌われたくない
・怖い人とのコミュニケーションが恐怖
・権力者とのコミュニケーションは怖い
・相手の要求のために自分を犠牲にしてしまう



こういう特徴があるため、社会人になってからは対人関係においてストレスしかありません。


常に相手の感情に振り回されることになってしまいました。


ですが、たまたま「嫌われる勇気」という本を読み、対人関係における考え方が変わりました。


まだまだ改善点はあるものの、対人関係におけるストレスは減ったと思います。


こういった背景を持つ僕が、今回は「’嫌われる勇気’を読んで変わった僕の思考」というテーマで話していきます。

【感想あり】「嫌われる勇気」で変わった僕の思考

読むことで変わった思考は以下の4つです。

①他者に期待することをやめた
②後輩に「ありがとう」を使うようになった
③怒っている人を見たときに「原因」と「目的」を考えるようになった
④自分の行動は「他者の希望を満たすためか?」を考えるようになった

順番に解説していきます。

他者に期待することをやめた

他者に期待することをやめました。


以下は根拠となる文章の一部要約です。

・「相手が自分の思うとおりに動いてくれなくても怒ってはいけない。
それが当たり前だから。他者も自分の期待を満たすために生きているの
ではない」

・「自分の課題と他者の課題を分け、他者の課題には踏み込まない」

・「課題の見分け方はシンプル。その選択をしないことによって、もたら
される結果はだれにふりかかるか」

・「自分の期待や信頼に対して相手がどう動くかは相手次第(相手の課題)」

・「他者の課題に介入することは自己中心的」

・「馬(相手)を水辺まで連れて行くことはできる。水を飲むかどうかは
馬(相手)次第」

行動変化の具体例

行動の変化を話していきます。

(変化前)
仕事で後輩やメンバーが思うように動いてくれずイライラする

(変化後)動いてくれなくて当然。期待するのはやめよう。動いてくれていたら「ありがとう」と感謝を伝えよう。


(変化前)
後輩の指導をしたときに、自分が期待している返答や行動を得られなくてイライラする

(変化後)
僕は僕、相手は相手。自分の期待する返答、行動を求めるのはやめよう。どう返答・行動するかは相手の課題だ。

ざっとこんな感じです。
結果、いい意味で「あきらめる」という選択を取ることができるようになりました。


もちろん、教育・指導において、伝えることは伝えるし、理解度も確認します。
けど、自分の介入の限界を知ることができました。


自分の介入に対して相手がどう動くかは、まさに「自分の課題」ではなく「相手の課題」ですね。

後輩に「ありがとう」を使うようになった

同期や先輩にもですが、「ありがとう」という言葉を使う回数が
増えました。


以下は根拠となる文章の一部要約です。

・人が他者を褒めるとき、その目的は「自分よりも能力の劣る相手を操作
すること」。そこには感謝も尊敬も存在しない。

・褒めたり叱ったりするのは「アメを使うか、ムチを使うか」の違い。
背後にある目的はどちらも操作。

・上下という縦の関係ではなく、信頼という横の関係が大事。

・対人関係を縦で捉えると、相手を下に見て介入してしまう。その結果、
相手を下に見て介入し望ましい方向に導こうとする。

・横の関係に基づく援助のことを「勇気づけ」と呼ぶ。

・「ありがとう」これが横の関係に基づく勇気づけのアプローチ。

・人は患者の言葉を聞いたときに、他者貢献できることを知る。それにより、他者からの評価ではなく自身の評価で「自身の価値」というものを実感できる。

行動変化の具体例

行動の変化をまとめていきます。

(変化前)
後輩に対して「すごいじゃん」「偉いじゃん」など褒めることを多用していた。褒めときゃいいと思っていた。

(変化前)
後輩とはなるべく横の関係でいられるように努めるため、
褒めることよりも感謝を伝えるようにした。
自分の発言や行動が、「後輩に対して圧力を与えていないか?」「自分の
要求を満たすための発言をしていないか」について考えるようになった。

「褒めることは縦の関係なので良くない」ということを本書では述べています。


けど、ひとつ言うのであれば、「褒める」という行為を避けることは現実的に難しいんですよ。


なぜなら、後輩指導において知識理解の確認をすることがあるからです。


看護の現場では、患者情報をもとに「なぜなのか?」「なにがおこりうるか?」「ではどういう看護介入をしていけばいいか?」という一連の思考が必要となります。


指導では、その思考内容に不足や誤りがないかを確認します。


そして、この思考には病気や看護についての勉強+個別性を考える力が必須です。


よく勉強して患者さんのため看護を考えることができていれば多少は褒めることは大切だと思います。


でも、過度に褒めることはやめるようにしています。
後輩の発言や考えが正解なのか間違いなのか「事実だけ」を伝えるように意識しました。


要約で書いたとおり、褒めるという行為の背後目的は「相手の操作」になりますからね。

怒っている人を見たときに「原因」と「目的」を考えるようになった

いままでは「あの人なんであんなに怒ってるの?」という原因しか考えなかったけど「なにが目的で怒っているのか?」という目的を考えるようになりました。

怒りは目的を達成するための手段

この言葉は本書で述べられています。


原因があって怒っているのではなく、目的があって怒っているということです。


そして目的とは、相手をコントロールすること。


怒っているスタッフがいたらその目的を考えるようにしましたけど、やはり相手のコントロールが目的であることがほとんどですね。


結局怒りで相手をコントロールできたとしても、それはあくまで上下という縦の関係す。
そこに良好な関係はありません。


「あなたに期待しているから怒っている」ということもよく聞きますけど、これもアドラー心理学を知るとおかしな話しですね。


期待しているのなら怒ってもいのか?
結局、これも背後にあるのは感情に任せて相手をコントロールすることです。


「指導=怒る」という考え方を改めるべきですね。

自分の行動は「他者の希望を満たすためか?」を考えるようになった

「自分の行動はだれのためのものか?」というものを考えるようになりました。


そう思った理由と具体例を話します。
ちょっと看護業界特有の話しになりますがお許し下さいm(_ _)m


看護業界は圧倒的に女性のほうが多いです。
部署のスタッフ30人のなかで男性は1人ということもまったく珍しくはありません。


看護師の仕事は2人以上でやらなければいけない仕事も多く、男性スタッフは仕事を頼まれることが多いです。


理由は、男女のパワーバランスであったり、力仕事であったり、男性の方が頼みやすいであったり。


手伝うのは別にかまわないですけど、頼み方が非常に雑な人もいます。


僕がほかの作業をしていて目も手も離せない状況なのに、なにをしているかを見もしないで遠くから呼んできたり・・・。


こういうときに、自分の仕事を多少あとまわしにしてもその人を手伝いに行っていました。


けど、そういうのはやめました。
理由は以下の2つです。

①こういう人の依頼を自分の仕事を後回しにしてまでやる価値はないと判断できるようになったから

②自分の業務をあとまわしにしてまでその人を手伝う、という自分の行為は「他者の希望を満たすだけ」「自分が嫌われたくないだけ」だから

なので、最近は頼まれても緊急でなければ、自分の仕事を優先したり、他者に頼むよう依頼するようになりました。


断ることにより別に自分が嫌われるわけではないし、別に嫌われても自分の人生になんのデメリットはありません。


自分がダメなら他にも動ける人はいますし。


その結果、自分が不用意に振り回される回数は減ってきました。

「嫌われる勇気」はどんな人に向いているか

答えは全社会人です
理由は、アドラーの以下の発言です。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」

社会人はストレスまみれ

生きていく上で対人関係はかかせません。


学生時代は仲の良い友達どうしで関わることが多かったので
そこまで人間関係に悩むことは多くはないです。


しかし、社会人になると多くの人と関わることになります。
性格が合わない人、年代が違う人、管理職・・・


そのような人とのコミュニケーションは欠かせません。


結果、コミュニケーションはしたいからするものであったのに、
しなければならないからするものに変わるので、非常にストレス
が溜まります。



なので、社会人になることで、相手との関わり方にある程度割り切りをつける能力が必要であると僕は思っています。


ここでいう割り切りとは

・相手に何か言われても気にしない
・コミュニケーションに対する自分のストレスや感情を切り分ける

この「嫌われる勇気」では「課題の分離」についてくわしく書いてあります。


「課題の分離」を知ることで、良い意味での割り切りを知ることができるようになります。


「いかに自分が他者に求めているか」を知ることで、自分自身にストレスをかけていることにも気づくことができました。


ちなみに、続編「幸せになる勇気」でも述べられていますが
夫婦や家族関係こそ、この課題の分離や横の関係を築くことはたいせつです。


身近な人に対して、いい意味で期待をしなかったり、感謝を伝えることで良好な関係を築けるようになります。

自分に自信がない人は読むべき

自分に自信がない人はなるべく早めに読んだほうがいいです。


冒頭でも話したように、僕はどちらかというと昔から自分に自信がありません。


他者と関わる時も、表情を気にしたり、発言を気にしたり・・・


理由は結局、相手に嫌われたくないからなんですよ。


そのため、自分の行動、発言すべてが相手基準になってしまいます。


この考え方だと、相手の態度によって自分が振り回されることになります。


もっとひどいと、相手と関わる時には「相手の機嫌をよくする」ことが目的になってしまいます。


それは「相手中心」の自分の人生であり、自分の中身は「からっぽ」です。


仕事もプライベートも「自分」というものが存在しません。


ここらへんの思考の改善についてもこの本から学ぶことができます。


幼少期からの性格を変えることは難しいですが、考え方をかえることはできます。


その考え方を変える本として、最適な本だと思いました。


この本のおかげで

・他人のために無理をしなくていい
・相手は相手、自分は自分

これらについて学べることができました。

以上で今回の記事は終わりです。


少しでも気になった方は、ぜひ読んでみることをおすすめします。


また、「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んで、看護師の教育はどうあるべきかについても考えてみました。


教育担当やプリセプターになり、教育に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
プリセプター必見!新人看護師の教育において大切なこと2つ

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