
こんにちは、たかひろです。
まずはこちらのニュースをご覧下さい。
☛待遇悪化 医療者「泣きそう」
コロナウイルスによる病院の経営悪化に伴い、医療従事者のボーナスがカットとなりました。
この記事を書いている僕は8年目の現役看護師です。
今回のニュースにより感じたことを看護師目線で話していきます。
✔本記事の内容
・なぜ看護師がこんなにも騒いでいるのか
・今後は看護師の一斉退職が増える
・転職をする人、副業を始める人が増えるだろう
こういった内容を話していきます。
コロナの影響で看護師のボーナスがカットされました

冒頭で述べたとおり、医療従事者のボーナスがカットされるという事態が起きました。
このニュースを見て、Twitterでは看護師が大騒ぎしています。
なぜ看護師がこれほど騒いでいるか
理由は以下の3つです。
①もともと安月給
②その割にストレス多い
③コロナにより業務量が膨大に
順番に解説していきます。
もともと安月給
いまだに世間では「看護師は高給取り」なんて言われています。
しかし、実際は夜勤をやらないと手取りが20万もいかないケースがあります。
看護師の手取りが30万円もいくのは、月に7回も8回も夜勤をやっているからです。
つまり、基本給が高いのではなく、夜勤手当で稼いでいるのです。
その割にストレス多い
安月給の割にストレスが多すぎるのです。
ストレス要因は主に人間関係。
たとえば
・お局のパワハラ
・女性社会での陰湿ないじめ、陰口
看護師のことを小馬鹿にする医師は多いし、すぐキレる人もいます。
お局はやりたい放題で自分は仕事をやらない。
女性社会ならではの悪口も多いです。
とにかく女子は言っても仕方のない文句が多い(女性の方ごめんなさい。もちろん人によります)
基本的に声掛けに思いやりのない人が多いので、ストレスが溜まる一方です。
その他のストレスとしては
・患者さんの暴言暴力
・患者さんの、「入院している自覚のない」意味不明な発言
・認知症患者さんの対応
・看護師でなくてもできる雑務があまりにも多い
・患者さんが死ぬかもというプレッシャー
あげればキリがありません。
いくら夜勤を8回やって手取り30万だとしても、ストレスと身体の疲労があまりにも大きすぎて正直普段から我慢の限界です。
コロナウイルスの影響で業務量が膨大に
ここに追い討ちをかけたのがコロナウイルスです。
ニュースではコロナ患者さんを受け入れた病院に焦点が当てられがちですが、コロナ患者さんを受け入れていない病院にも影響はでかいです。
なぜか?
新たに入ってきた患者さんをコロナ患者さん前提にして対応しなければならないからです。
コロナ疑いの患者さんを受け持った看護師の体験談として下の記事を参考にしてください。
(医療用語があり少しわかりにくいかもしれません)
☛【体験談】看護師がコロナ「疑い」の患者さんを担当してつらかったこと8つ
ちなみにコロナのせいで増えた業務は以下です。
・手袋、ガウン、N95マスク、キャップ、ゴーグルを毎回着脱
・面会禁止のため患者家族に説明
たった3つに見えるかもしれません。
僕が勤務しているICUではおもにこの3つですが、他の医療従事者の活動場所でも多くの変更があったと思います。
そして、コロナ疑いの患者さんが来た時点で、感染症対応者としてスタッフが数名取られます。
(通常、患者さんにはどのスタッフも関わりますが、感染症の患者さんにはスタッフが固定されます。感染が広がってしまうので)
看護師は慢性的に不足しているため、現場は必要最低限の人数しかいません。そして、感染症対応にスタッフが取られた分、病棟全体がさらに看護師不足となり戦場と化します。
生きるか死ぬかの現場で追加作業が増え、人数も減るので業務がまったく進みません。
そうなるとどうなるか?
事故が増えます。いわゆるインシデントというやつです。
薬を間違えて投与したり、忘れたり。はたまた、患者さんに大切な管を抜かれたりします。
転んだり管を引っこ抜きそうな患者さんがいたら、普段はある程度側で見守ります
けど、もう現場のマンパワーは限界なので、迷わず手足を縛ります。患者さんが嫌がっても申し訳ないが縛らせてもらう。抜かれてはまずいし、最悪命に関わるので。
ナースコールも出る余裕はないので長い時間鳴りっぱなしです
というように、人手不足に拍車がかかり、患者さんに手が回らなくなってしまいます。
では、今後看護師はどうなるのか・・・
今後は看護師の一斉退職が増える

「あんなに辛い思いをしたのに」
「なんのために自分の命を削ってまで働いているのか」
こう思う看護師は多いはず。
実際Twitterでも多くの声が聞かれています。
くやしさ、やるせなさを感じ最後はどうなるか?
「看護師なんかやってる自分が悪いんだな」
そう思い、看護師を辞めるでしょう
コロナの第二波はおそらく来るのでやめるなら早いうちと思うはずです。どうせ冬のボーナスも減るし。
すると次のフェーズに移ります。
病院は医師だけでは成り立ちません
看護師が一斉退職すれば当然看護師不足になります。
病院の経営者(主に医院長)は医師にしか目を向けません。
医師1人に多くの金を出し、有名な医者を引き抜き病院の知名度と実績をあげます。
要は腕の良い医者を金で呼んで手術件数を増やします。
手術を増やすのは良いとして、その後の世話をするのはだれか?
看護師です。
ここでポイントなのは病院や部署によって看護師の配置人数に法律で決まりがあります。
icuだったら看護師1人につき患者さん2名まで。
急性期の一般病棟なら看護師1人につき患者さん7名まで。
これを破ると簡単な話し国に罰金です。
看護師が減ってこの配置人数を満たせなくなれば、病院はベッドを潰すしかありません。
そうなると、手術件数も控えなければならないので、どんどん病院の収益は減る一方です。腕の良い医者はたくさんいても看護師がいなくては病院が成り立ちません。
看護師だけに限った話ではありませんが。
転職する人・副業を始める人が増える

そういうことで思い切って看護師を辞める人が出てきます。
そして、違う職業に転職するか、それか副業を始める人がますます増えると思います。
資本主義社会は商品でできている
上記は、マルクスの「資本論」で言われているみたいですね。
この資本主義社会で豊かになるには商品を作って売る必要があります。とインフルエンサーは申しております。
看護師という仕事は単なる労働力であって商品ではありません。
看護師って、「給料やすくてー」「もうこの職場つらくてー」という割にはたぶんそこまで本気で考えていなかったと思います。働き口が多いのですからね。
ですが、このボーナスカットという仕打ちを受けて、おそらく看護師は自分たちの仕事は「社畜」と再認識した人も多いはず。
だから、今回の騒動で行動を起こす人は、まったく別の職業に転職して「商品」をつくるほうに移行するのではないでしょうか?
その間、看護師という仕事は正社員ではなく、アルバイトとしてやることでしょう。
看護師のアルバイトは時給1300円〜1500円前後。夜勤一晩で3万稼げたりします。
病院に所属せず、やりたいときにやる、稼ぎたいときに稼ぐ、といったように看護師の働き方もシフトしていくのではと思います。
副業を始める人のために【僕が学ばさせて頂いてるインフルエンサー】
僕も2ヶ月くらい前から副業を始めようと行動しており、それがこのブログです(もちろん利益はまだ0です)。
ブログを続けていくために、そしてこの日本を生きていくために参考にさせてもらっているインフルエンサーを紹介します。
YouTubeのリンクと概要を貼っておきます!
・マナブ
こんにちは、マナブといいます。 ブログ・アフィリエイト・プログラミングを愛しています。 過去の経歴は、「新卒でセブ島に就職→11ヶ月で退職→フリーランス→起業→起業失敗→バンコク在住のフリーランス」といった感じで、平和に生きてきました。 普段は、ブログで月200万円くらいを稼ぎつつ、基本的には家にひきこもって生きています。Youtubeでは「ブログ・アフィリエイト・プログラミング」に関する情報を発信します。
☛manablog
たかひろコメント
「ゆるーーい印象ですが、動画を見ていると内面は野心にあふれていることがわかります。バナナと常にいるので別名バナブ」
・まこなり社長
明日から仕事・人生に役立つ話を出来る限り、分かりやすく短く配信していきます! これから「もっと活躍したい!」「成長したい!」と思っているビジネスマン・学生の方に特におすすめです。 本業は社員500名規模のテクノロジー教育の社長です。 22歳で起業してこれまで成功ばかりではありませんでした。 事業は撤退、借金を背負い、仲間もみんな辞めたこともあります。 でも、失敗した分だけ、人一倍多くのことを学ぶことができました。 現在は、未経験からエンジニアになる日本一のスクールを運営しています。 年商は数十億円規模。前年比、200%以上の成長をしています。 私の望みは一つ「幸せに生きる人が増えること」です。そういった機会をつくることが私にとっては何よりも幸せで楽しいことです。 私の経験・知見を多くの人に還元したいと思いYouTubeをはじめました。 これまで知らなかったやり方・考え方を知ることで、成功体験を得ていただきたいと思っています。 もちろん私も完全な人間ではありません。 みなさんと一緒に学びあい、成長していけるとうれしいです。
たかひろコメント
「脱常識人間を貫く社長。思いもよらないジョークが飛び出してくるので笑いながらインプットできます。アニメ好き。」
・イケハヤ大学
知識を武器に、稼ぐ力を身に付けろ! 音声だけで理解できるビジネスパーソン向けの講座を提供しています。
たかひろコメント
「資本主義、資産、不労所得、今後伸びる仕事について勉強になる。ぱっとみ年齢不詳」
今回の記事は以上です。
「ボーナス減ったー」とか「もう仕事きつい」なんて正直だれでも言うことができます。
大事なのは、「じゃあ、これからどうするか!?」
そのまま自分のつらい環境に文句を言い続けるのか、何かに挑戦して自分で不労所得を作るのか、、、。
僕は後者を選びました。このままじいさんまで疲れ果てながら仕事をするのは嫌ですし、家族に楽させたいですからね。
とは言っているものの、このブログもまだまだゴミ記事だらけ。
年月はかかりますが、インフルエンサーの方々を見習い鬼努力を続けていきます。
よく聞く言葉ですが、自分の未来は自分で選べます!
では!