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男性看護師あるあると考察【新人男性看護師へ】

こんにちは、たかひろです。

今回は、男性看護師のあるあるとそれについて考察をしていきます。

後半は新人男性看護師に対してメッセージを送りたいと思います。

この記事を読むことで、以下の内容を知ることができます。

・男性看護師特有のあるあるや悩み

・新人男性看護師にとってのメンターの重要性

・どういう人がメンターか

あるあるの内容としては、看護師8年目の僕が今までに経験したものです。

1つ目の病院でも2つ目の病院でも同じような内容であったため、おそらくどの病院でもこんな感じなのではと思っています。

あるある話しで、ゆるーい内容にするつもりでしたが、最後の方は話のスケールが少し大きくなってしまいました。

「男性看護師」という事実を受け入れつつ、それに縛られない考え方になれることを願います。

男性看護師あるある 10選

その1.力仕事を任される

これはもう定番ですね。

どの職場に行ってもそうですし、どのサイトを見てもこれが書いてあります。

力仕事とは、重い患者さんの体位変換、移乗、マットレスを運ぶ、などですね。

頼られるのは嬉しいですが、その分腰を傷めやすいです。

しっかりとボディメカニクスを取り入れましょう!

その2.〇〇くーん!とよく呼ばれれる

男性看護師は声をかけやすいせいか、よく呼ばれます。

力仕事も含みますが、大抵はどうでもよい内容です(笑)

カーテンが閉まっている部屋から・・・

「〇〇くん!おむつのLサイズ持ってきて!」(おむつを開けたらお通じが出ていた)

「〇〇くん!この点滴一緒に確認して!」

などなど・・・

ひどい時はこっちが今何をしているのかも確認せずにいきなり声をかけてきます(´-ω-`)

さすがにそれはどうなのでしょうか・・・(笑)

その3.女性患者さんにケアを断られる

これは男性看護師ならだれしも一度は経験する内容。

「いまから身体拭きをしてお着替えしてもいいですか??」

「女の人がいいの」

「・・・。あ。わかりました。女性の看護師に声かけてきますので少々お待ちください。」

いや、わかっている。

看護師とはいえ、男に素っ裸をいきなり見られるのは嫌だろうし、看護師を選ぶのも患者さんの権利。

ただ、女性看護師が先輩しかいない日とか、スタッフが少なくて忙しい日は本当に頼みづらい・・・。

「本当にすみません。女性の看護師がいいそうで・・・。申し訳ないんですけど清拭お願いしてもいいですか?その代わり仕事をひとつください。代わりにやります」

別に僕が悪いことをしているわけでもないし、謝ることではないこともわかっているんだけど、上記のようなお願いをしてしまいますね・・・

頼みにくさ、女性看護師に対して申し訳なさを感じてしまっているので・・・(´・ω・`)

新人の頃は本当に頼めなくて・・・

結局頼むのが勤務終わり間際になってしまい、逆に怒られたという苦い経験があります。

その4.職場の雰囲気が良くなる!(らしい)

男性がいない職場よりも、いる職場の方が雰囲気が良い。

これもよく聞く話しですよね!

どんなに手厳しいお局も、男性看護師がいればその日の機嫌は良かったりするみたいです。

確かに僕は、俗に言う「お局」のご機嫌を取るのは得意な方です。

基本は相手の話しを笑って聞いて深掘りしているだけなんですけどね(笑)

その5.「男性は急変に強い」と言われる

最近はあまり耳にしませんが、男性は急変に強く周りのまとめ役、なんて言われたこともありました。

はっきり言います。

そんなことはありません!!

男性でもさまざま。

急変時にテンパる人もいれば(僕です!!笑)、周りを見れる人もいますし、見れない人もいます。

逆に、女性でも周りをまとめることができる人もいます。

結局は経験ですね・・・。

その6.休憩室に居づらい

休憩室での看護師の鉄板ネタは

・患者さんの話し

・スタッフ(医師、看護師)の愚痴

・ドラマの話し

この3つがほとんどです。

愚痴とか言われても同意も否定もしにくくて困るし

かと言って、男性芸能人やドラマの話しをされてもよくわからないし(特に僕は芸能人には興味ないので)

女性の話しなんかされたときにはもっと困ります。

3年目くらいまでは、休憩室にいたくなかったので、中庭で昼寝していました。

あと、これは僕個人が勝手に思っていたのですが

雑談は気を使うんですよ。

なにか気の利いた面白いことを言わなきゃいけないのかな、と。

たいして面白くもないくせにそう思ってしまいます(´∀`)え?

その7.師長、主任にやたらと仕事を頼まれる

雑務を始め、委員会活動やプリセプターなどありとあらゆることを任されます。

僕は看護連盟の集会の出席?みたいなのも頼まれた記憶があります。

その8.女性看護師のおもちゃにされる

ちょっと尖ってて絡みにくいなーっていう男性の先輩看護師とかいますよね?

どんなに男前な男性看護師も、女性看護師にかかればすぐに彼女らのおもちゃと化します。

数週間経てばすぐに〇〇さんいじりが始まり、女性看護師だけできゃっきゃしている、ということがよくあります。

女性ってスゴイナ(゜д゜)

その9.多少のミスなら笑って流される

もちろんインシデントに繋がるようなことはダメですよ。

片付け忘れとか、無くしてはいけないものを無くしたとかそういう小さいことです。

この前は、先輩に輸血を取りに行くのをお願いしたけど、実はほかの人がすでに取りに行っていて

ただただ先輩を歩かせただけになった、ということがありました笑

その10.年収が頭打ちになることを知り絶望する

働いて数年は、サラリーマンよりも年収は良いらしいです。

ただ、看護師の年収は伸びが悪く、たとえば看護師3年目と8年目の給料はさほど変わらないです。

ちょっと言いすぎかもしれませんが、正直、3年目と8年目では仕事のできは全然違います。

でも、看護師は出来高制ではないから仕方ないですよね。

どうすれば年収を伸ばせるか?

管理職を目指すのか、スペシャリストとしての道を目指すのか、訪問看護施設の経営を目指すのか・・・

はたまた、副業をしたり転職をしたりするのか・・・

悩んでいる男性看護師は多いのでは、と個人的には思っています。

僕もいつも悩んでいます。

男性看護師あるあるについてどう考える?

少数派で生きるってストレスなの?

この記事を読まれている男性看護師の皆さん。

あなたは女性社会で生きやすいですか?

この問いにはおそらくYESでもありNOでもあると思います。

女性社会には慣れているつもりだけど、気を遣うポイントが要所要所あるんですよね。

・お局の機嫌が悪い

・指導する後輩が女子

・患者さんが若い女性


これは一部です。

細かいシチュエーションを挙げればキリがありません。

職務ジェンダーとは?

この記事を書く前に、googleで「男性看護師 あるある」で調べていたのですが

たまたまこの論文を見つけました。

日本看護研究学会 「男性看護師の職務ジェンダー意識と職務満足の関係」

この論文は、男性看護師の職務ジェンダー意識とその要因や仕事の満足度との関係について研究しています。

職務ジェンダー意識とは、「看護活動を通したジェンダー意識体験、つまり男性看護師の場合に職務ジェンダー意識が強いということは、看護を通じて男性を強く意識している状態を意味する」と説明しています。

もっと簡単に言うと、仕事中に「おれは男だから・・・」と感じることですね。

「おれは男だから・・・」と感じる原因について、そして「おれは男だから・・・」と感じると仕事の満足度にどう影響するか、という研究です。

内容を要約すると

・性別による看護拒否の体験が多く、メンターがいないものに職務ジェンダー意識が強い

・逆に、看護拒否の体験が少なく、メンターがいるものは職務ジェンダー意識が低い

・男性看護師は性別を意識せざるを得ない経験をだれしもがしている。

・職務ジェンダー意識が強いと、仕事に対する積極性が低くなる

なかなか面白い論文だと思います。

男性看護師は性別を意識すると、仕事に対する積極性は低くなる。

でも、性別の差異はどうしても感じてしまう。

けれど、メンターがいれば適切なアドバイスを受けることができる。

ちなみにメンターとは、「キャリア形成を促進するために個人的に援助してくれた人」と説明されています。

僕の経験を振り返れば確かにそうだったかもしれません。

前の病棟にこんなお局がいました。

・申し送りでばんばんツッコミを入れてくるので、患者20人の申し送りに1時間

・新人への指導方法が人によって差がある(弱い物いじめ)

・自分の得意分野の業務は積極的に引き受けるが、情報をどこにも残さないため、みんなわからない

・病棟全体の仕事に色々と手を出すが、すべて中途半端

正直困ったさんでした。

今となれば面倒なこと言われてもある程度スルーできます.

しかし、当時22歳で社会もろくに知らない自分にとっては、結構苦手な人で胃が痛くなるほどでした。

そういうときに救ってくれたのは同じ病棟の6歳年上の男性看護師です。

その人はお局の愚痴を言うのではなく、いつも客観的な立場でアドバイスをしてくれました。

彼は当時のメンターでもあり、今もそうです。

メンターをみつけよう!

この論文でも言っているように、そして僕の経験からもそうであるように、新人男性看護師のみなさん!

メンターをみつけましょう!!

理想は、自分の部署に年上の男性看護師がいればその人

もし男性看護師がいなければ、女性看護師でもいいと思います。

男性看護師がいたらその人がメンターだ!というわけではなく

大事なことは

・自分が尊敬できる人か

・話しを聞いてくれる人か

・情報をすぐに周りに流さない人か

・無駄な愚痴を言わない人か

・自分の肩を持つわけではなく、良い点と悪い点を客観的に話してくれる人か

だと思っています。

最後の、「客観性を持ったアドバイスをくれる人かどうか」は特に大事です。

なぜならば、自分が悩みやつらいことを相談した時に、一緒に愚痴だけを言うようでは、それはただの「馴れ合い」に過ぎないからです。

あなたの問題解決に向けて客観的に助言をくれるかどうかです。

「尊敬」という言葉も抽象的ですが、ぼくが新人の頃思っていた「尊敬」というのは

・他人のミスを責めない
(ミスを言わないことではなく、ミスしたことに対して攻撃しない)

・アメとムチの使い分けができる

・仕事の先読みができる

・部署を雰囲気を盛り上げてくれる

・判断が早い

8年目になった今は僕の価値観も変わっていますが、上記のような人はやはり尊敬できますね!

あるあるを踏まえ新人男性看護師へ【メッセージを送ります】

夢や目標を持とう!

女性社会の中で生きていくことはやはりストレスはあります。

でも、性別・少数という点でそれは仕方ないんですよ。

大事なのは、それを理解する。

そして理解した上で自分がどのように考え、どのように動くかだと思います。

一言で言えば、環境を言い訳にしない。

とはいえ、やはり疲れて

「おれはなぜ看護師になったんだ」

「なんでこんなに人からあーだこーだ言われなきゃいけないんだ」

と思いつめる日が来ると思います。

心が折れかけている時に大切なのは

・自分はなぜ看護師になったのか

・自分は将来、看護師としてどうなりたいのか

だと思います。

これなしでは、他人に振り回されるだけの看護師人生になってしまいます。

「自分の将来なんてそんなのわかるわけないじゃん!」

もちろんそうです。

自分の将来像がはっきりしている人なんてほとんどいないと思います。

はっきりしていなくてもいいので、なんとなく興味があることをその都度その都度目指してください。

常に目標をもち、そのための行動をしていくことが大切です。


余談ですが、ぼくの場合は

「脳卒中認定看護師になりたい!!」

と主任、師長、メンターに生意気ながら言っていました。

これは本音です。

ただ、これも時によって変わりました。

結局は3年でその病院を辞め、違う病院のICUに行きました。

理由は

・頭の疾患しかわからないままでいいのか?全身管理を学びたい。

・もっと違う世界(他病院)を見たい

・認定を取るには、管理能力、人を動かす力が必要となる。まだまだ自分には時期尚早かも

結局、ICUに行ったら知識不足で全くついていけなかったので

呼吸療法認定士や心電図検定の資格を取りました。

自分のアセスメント能力を高める。

そして、患者さんの安全を自分で守れるようになりたい!

そう思ったからです。

その都度その都度、目標は変わっていきます。

そんなもんですよ(´∀`)

ここらへんの内容は話すと長いので、「転職理由」として後日記事にしてみたいと思います。

「仕事ができる人」を探す

部署には必ず仕事ができる人がいます。

スタッフの言動をよーく見てみてください。

他スタッフへの言動、患者さんへの対応、先生への報告の仕方、スタッフを動かす力・・・

そして、「あーこの人すごいな」と思ったらぜひ、仕事に対する思いを聞いてみてください(^O^)

自分の視野を広げることができる良い機会だと思います!

後輩が入職したら気にかけて

いまこの記事を見ている新人男性看護師のみなさんも、来年4月には先輩です。

もし将来、男の後輩が入職してきたら気にかけてあげてほしいです。

男性看護師としての悩みにぶつかっていたら、アドバイスはできなくてもいいです。

まずはその人の話しを聞いて理解してあげてください。

その人が目標を持って仕事をできるように背中を支えてあげてください。

男性看護師はまだまだ少数です。

だからこそ、お互い支えあっていきましょう!

以上で今回の記事は終わりになります。

男性に特化して話しましたが、もちろん女性でも同じように、メンターを持った方が良いですし、後輩が入ってきたら気にかけたほうがいいと思います。

今回の記事が参考になれば幸いです。

では。

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