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![看護学生](https://blog-nurse-life.com/wp-content/uploads/2020/04/shutterstock_743339707-300x300.jpg)
看護師国家試験を受けます。
わたしは予備校に通わず独学しているのですが、周りは通っている子が多くて心配です。
本当に予備校に通わず独学だけで大丈夫なのでしょうか?
こういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
・看護師国家試験のために予備校に行く必要はない
・合格するかどうかは結局自分次第
・看護師は一生勉強です
この記事を書いている僕は、現在看護師11年目です。
第102回看護師国家試験を受験し合格しています。
特に予備校には通わず、自分で勉強していました。
この経験から、「看護師国家試験に予備校は必要か」について話していきます。
![たかひろ](https://blog-nurse-life.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG-1771.jpg)
看護師国家試験のために予備校に行く必要はない
![](https://blog-nurse-life.com/wp-content/uploads/2020/10/shutterstock_1199103052-min-1024x687.jpg)
結論、予備校に行く必要はありません。
理由は以下の3つです。
①勉強すればふつうに受かる試験だから
②合格率90%だから
③学校には「合格のための武器」が整っているから
以上の理由から、予備校に行かなくていいと思いますし、そのお金はほかに当てたほうがいいと思います。
勉強すれば受かります
看護師国家試験は正直簡単です。
なぜなら、過去問はプール制だから。
毎年同じような問題、あるいは少しいじった問題が出題されます。
あとは必要な部分を暗記する。
それで大丈夫!
![たかひろ](https://blog-nurse-life.com/wp-content/uploads/2020/08/IMG-1771-225x300.jpg)
合格率は毎年90%前後
まずは下の画像をご覧下さい。
![](https://blog-nurse-life.com/wp-content/uploads/2020/10/96b2162519d4aba343ab43950b217e5b.png)
画像引用:看護roo!
この合格率からもわかるように、看護師国家試験は「落とすための試験」ではありません。
基礎的なことを問われるだけです。
ちなみに合格率90%なので、受験者は100人であれば90人は受かる。逆に、100人中10人は落ちます。
でもこれって、落ちる確率が100人みんな同じわけではありません。
・勉強していない人
・当日失敗する人
このような人たちが落ちます。
だから、ふつうに勉強して、当日失敗しないための行動を取っていれば落ちません。
学校には合格のための武器が整っている
学校には、合格の為の武器がたくさん整っています。
・先生
・図書室
・自習室
高い学費を払っているわけですから、これらを使わない手はありません!
図書室の参考書や問題集もどんどん借りましょう!
家で勉強できなければ自習室をどんどん使いましょう!
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以上、予備校は必要ない理由を話してきましたが、決して「予備校が悪い」と言いたいのではありません。
コスパが悪いなと思うだけです。
仮に、看護師国家試験の合格率が20-30%だったら僕はお金を出しても予備校に行きます。
看護師になれば数ヶ月でその分のお金を回収できるわけですし。
けど、合格率が90%である以上、特に行く必要はないと判断します。
予備校に行くほうが効率がいいのか?
では、予備校に通ったほうが効率がいいのか?と言われたら・・・
行ったことないので正直わかりません。すみません。
ただ、予備校に通えばそれなりにメリットはありそうです。
・傾向と対策を教えてくれる
・わかりやすい解説で理解を助けてくれる
・成績の管理を行ってくれる
※サポート内容は予備校による
ここらへんは自分だけでは難しいので、メリットですね。
けど、僕は使わないと思います。
さきほど述べたように、そもそも合格率が高いから。
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予備校に向いている人
逆に予備校に向いている人はどういう人かというと
・お金に余裕のある人
・少しでも合格の「可能性」を高めたい人
・試験日が近いけど、あまり勉強できていない人
・不安な人
こういった方にはむしろ予備校に入ってもいいのではないかと思います。
理由は、試験に落ちるという最悪のシナリオを避けることができるから。
コスパは良くないと言いましたが、予備校代なんて看護師になればすぐに回収できます。
人生長期的な視点で見れば
・予備校代はさほど大きくない支出
・試験に落ちるほうがよっほど支出が出る
なので、上記に当てはまる人は「試験に落ちる」という最悪を免れるためにもむしろ入るべきです。
一応、こういったオンライン予備校はあるみたいです。
ページ最下部の「看護師国家試験」から詳細を確認できます。
看護師コース49,500円です。
一旦全額支払い、就職後給料から2万円ずつ補填すると考えても3か月でもとは取れます。
ただ、予備校も落とし穴があります。
それは「やった気になる」ということ。
予備校に入ったからと言って安心しないようにしてください。
注意ポイント
予備校に入ることが「目的」にならないよう十分に注意してください!!
合格するかどうかは結局自分次第
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予備校に通ったからといって絶対合格するわけではありません。
予備校はあくまでも「サポート」ですし、合格の「確率」を上げるだけです。
なので、予備校に通おうが通わまいが合格するかどうかは結局自分次第。
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合格のためにはとにかく早めに準備を始めることです。
仮に勉強法をミスっても軌道修正できます。
というか、自分なりの勉強方法を模索しながらやるものだからこそ時間がかかります。
夏までには動き出そう
遅くとも夏までには動き出したほうがいいです。
理由は言わずもがな。
学習範囲がとても広く、暗記と理解に時間がかかるからです。
それに・・・
毎日やることが勉強だけだったらいいのですけど、そういうわけではありませんよね?
実習やバイト、あるいは仕事をしながらの勉強です。
よって毎日安定した勉強時間を確保できるわけではないので、早めの対策がおすすめです。
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分析を行い計画を立てる
もう1つ大切なことは分析です。
ただやみくもに勉強するのではなく、「この領域ではどういった問題が出題されやすいのか?」ということを調べます。
あまり出題されないところを重点的にやっても時間の無駄です。
そう思うと、クエスチョンバンク等の問題集は頻出問題が一目でわかるので、とても効率的です。
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手帳でもカレンダーでもいいので、自由に勉強計画を立ててください。
ポイント
毎日なんとなく勉強するのではなく、自分の勉強した範囲や残りの期間を「視覚化」しておくことがたいせつ。
看護師は一生勉強です
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最後に余談ですが、看護師は一生勉強し続けなければなりません。
厳しいようですけど、国家試験の勉強に我慢できない人は、看護師になってからもキツいと思います。
看護師が勉強し続ける理由
・勉強しないと患者さんの安全を守れない
・自分の好きな分野を追求していきたい
看護師国家試験合格は始まりの始まりに過ぎない
国家試験の知識なんて臨床ではほとんど役に立ちません。
現場ではより専門的な知識が必要になります。
看護師は試験に合格してからが本当の勝負なんです。
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解剖生理だけは臨床でも役に立つ
国試の勉強はほとんど役に立たないと言いましたが、「解剖生理」だけは例外です。
解剖生理は、看護師だけでなく医療に携わる上では超基礎の基礎。
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解剖を勉強していれば必修問題でも一般問題でも解ける問題は多くなるので重点的に勉強しておきましょう。
「看護師国家試験の勉強は大変だなぁ」と悩んでいても、なにも進みません。
やることは決まっています。
悩んでいる時間があるのなら勉強しましょう!
まずは過去の必修問題を完璧にしてください。