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看護業務

「仕事が遅い」と悩む新人看護師さんへ【解決策4つ】

仕事が遅いことに悩む新人看護師
「仕事が遅くて悩んでいます。患者さんを1人でまかされるようになったけど、全然仕事まわせないし、帰りはいつも私が最後。先輩たちは仕事がはやいし・・・。仕事ってどうすればはやくなるの?」

こういった悩みに答えていきます。


✔本記事の内容

・仕事をはやくする方法
・新人看護師ははやさよりも正確さ重視で
・「ゆっくり」=「丁寧」は間違い

この記事を書いている僕は今年で看護師8年目となります。


僕も新人看護師の頃は、仕事が非常に遅く悩んでいました。



でも、先輩に相談をしたり、自分で振り返りをすることで、現在は人並み程度のはやさで仕事をこなすことができます。



こういった背景を持つ僕が、今回は「仕事がはやくなる解決策4つ」について話していきます。
自身の経験で得た結果をもとに話していきます。



ぜひ参考にしてみてください。

「仕事が遅い」と悩む新人看護師さんへ【解決策4つ】

結論を言います。

仕事をはやくする方法は以下の4つです。

①行動を速くする!
②やることをリスト化しておく!
③物品忘れをなるべく防ぐ!
④そのときの記録はそのときに!

順番に解説していきます。

行動を速くする

単純に行動を速くしましょう。


行動を速くすることによって、作業速度は速くなります。


ですがデメリットとして、体を速く動かすことにより気持ちが高ぶって、少々焦ってしまう可能性があります。


気持ちの余裕がなくなってしまうので、本当に急ぐときや速く作業をするとき以外はあまりおすすめしません。

やることをリスト化しておく

自分のやるべき業務を紙に書いてリスト化しておきましょう。


こうする理由は以下の2つです。

①業務の漏れを少なくできるから
②予定を立てることで、先のことを踏まえて行動できるから

これにより、自身の業務速度を調節する基準ができます。

物品忘れをなるべく防ぐ

物品を忘れてなんかいもナースステーションに取りに行く、ということがないようにしましょう。


取りに行くことにかなり時間と手間がかかります。


たとえばルートキープするとき・・・。

訪室して、駆血帯を忘れて取りに行く

サーフロー刺して失敗

1本しか持ってきていないため、ステーションにまた取りに行く

これだけでナースステーションまで2往復することになります
かなりの時間ロスです。
疲れるし。


でも意外とこれは結構やってしまうんですよね・・・。


なるべく物品の忘れ物を防ぐようにしましょう!!


患者さんのところに行く前に、「本当にこれだけで足りるか?」と考えるようにしてください。

そのときの記録はそのときに

記録はなるべくその時に残した方がいいです。


理由は、都度記録をすることで、記入漏れ・忘れを防ぐことができるからです。


たとえばですけど
点滴を投与したときにやることとして、看護記録、in項目入力があるとします。


そうしたら点滴を落とした時になるべく上記2つをやっておくようにしましょう。


点滴を投与したあとに上記2つを後回しにして他の作業に移ると・・・たいていやり忘れます。


そうすると結局1つの作業が中途半端になり、作業漏れが出ます。


あとの勤務者にも迷惑をかけることになります。


看護記録にかかわらず、1つの業務は完結させてから他の業務に移りましょう。

仕事が遅いことに悩む新人看護師
「解決策はわかったわ。でも仕事がはやくなるまでに時間かかるだろうし・・・。先輩たちみんな、入職してどれくらいで仕事がはやくなったんだろう・・・?」

仕事は徐々にはやくなってきます

個人差はかなりありますけど、そのうちはやくなりますよ。
1年経てば確実にはやくなっていると思います。


理由は以下の3つです。

①業務の流れを体で覚えるから⇒頭で考える時間がなくなる
②記録もそのうち速くなる⇒指が勝手に動き、むしろ頭が追いつかない
③優先順位をつけるときの迷いがなくなる⇒迷う時間がなくなる

新人看護師は「はやく」終わらせることよりも「正確さ」重視で

これまでの話しと少し矛盾してしまいますが、新人看護師はまずは「はやさ」よりも「正確」に行うことを意識しましょう。


理由は、はやく終わらせることよりも、正確に行うことの方がたいせつだからです。


正確に行うとは、、、

・患者さんの観察を怠らない
・作業手順を飛ばさない

新人看護師は、基本を徹底することが非常にたいせつなのです。


先輩がはやい理由は、基本を覚えた上でいらない作業をはぶいたり、手抜きをしたりと臨機応変に対応できるからです(応用力)。


これを知らずに、「はやくおわっている」という結果だけを見ると、新人看護師は「わたしは仕事が遅い」と悩むのです。


そして、新人看護師が無理してはやさばかりを求めると事故につながります。


その理由は、確実に確認しなければいけないことをすっとばしてしまうからです。


なので繰り返しになりますけど、新人看護師は多少時間はかかっても仕方ないので、まずは基本・マニュアル・ルールを徹底しましょう。

「ゆっくり」=「丁寧」は間違い

「じゃあ、丁寧にやるためにひとつずつゆっくり仕事をしよう」という人もいますが、それは間違いです。


「え?」と思いますよね(^_^;)
そうですよね。話している内容がさらに矛盾していますから。


ここで1つ問います。


はたして、「ゆっくり仕事をする」=「丁寧」と言い切れるのでしょうか?


答えはNOです。


ゆっくり仕事をしても観察ができていなかったり、マニュアルを踏まえた行動ができていなければ、それはただ仕事が遅いし雑なだけです。


なので大切なことは、ポイントを踏まえ、ルールを守る。
そして、その上で仕事がはやくなるよう努力していくことです。



看護師の業務は常に多重課題です。


「ノロマ」にならないために大切なことは


割り込み業務により変わる行動プランを、どう修正してどう効率よく進めるかを常に考えることです。


もちろんあなたのする行動1つ1つに理由がないといけません。


たいせつなことなのでもう1度話します。
常に「考える」ようにしてください(^O^)

以上で今回の記事は終了です。
他の記事でも書いていますが、たいせつなことは、何かに悩んでいるときに原因がなんなのかをしっかり考えるということです。


仕事が遅くて悩んでいるのであれば、家でもどこでも、自分の仕事に対して振り返りをすると良いでしょう。


そういう努力が必ず結果としてあらわれますよ!

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