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転職

つらくて転職したいけど迷っている看護師へ【チェックリストで確認】

こんにちは、たかひろです。

転職しようか迷っている看護師
「今の病院を辞めて違う病院に転職しようか迷っています。かなりつらくて本当に辞めたいけれど、この現状に自分が我慢すべきなのかそれとも転職すべきなのかいまいち判断がつきません」

こういった悩みに答えていきます。


✔本記事の内容

・つらくて転職したいけど迷っている看護師へ【チェックリストで確認】
・辞めたければ見切り発車でいこう!

この記事を書いている僕は看護師8年目になります。新卒から4年間大学病院で働いていました。ここでの仕事や人間関係があまりにもつらすぎて、辞めようと考えていました。ですが、退職を決断するまでに1~2年とかなりの時間を要してしまいました。
そして「辞めよう」と決断できたときにはすでにメンタルが崩壊寸前でした。


こういった背景をもつ僕が、今回は辞めようか迷っている方のために「今の病院を辞めるかどうか」のチェックリストを作成してみました。自身の経験とともに伝えていきたいと思います。

つらくて転職したいけど迷っている看護師へ【チェックリストで確認】

辞めるべきかどうかのチェックリストを作成したのでお見せします。自身の状況と照らし合わせてみてください。

転職基準となるチェックリストをお見せします

☑他疾患の勉強・看護をしたい
☑他の病院を経験したい
☑残業が多すぎてプライベートの時間がない
☑スタッフが少なくて病棟が戦場(患者さんのケアまで十分に行き届かない)
☑委員会、プリセプター、リーダーなど1度に多くの仕事を任される
☑傲慢・高圧的な医師がいる
☑申し送り時に責めてくる先輩が多い
☑管理職がスタッフの話しを聞いてくれない
☑夜勤多すぎ(月に8回以上)
☑動悸と金縛りで眠れない
☑部屋の掃除をする気が起きずゴミやホコリだらけ
☑一人で酔い潰れている
☑家族からの連絡にも音信不通

さて、いくつ当てはまりましたか??

活力がなかったり自暴自棄はやばい

実はこれ、僕の経験談です。「夜勤が多すぎ」以外はすべて当てはまっていました。多くのストレスが重なり、最後4つの状態になっていたという感じです。


僕個人的には、下4つのうちどれか1つ当てはまれば辞めることを考えても良いのでは?と思います。理由は、活力がなかったり、自暴自棄になっている状態というのは精神的に異常だからです。
ちなみに自暴自棄とは

(失望などが原因で)自分の身を粗末に扱い、やけくそになること。

まさに僕はこの状態でした。


ちなみに、この症状はあくまでも僕の場合です。なので、これ以外でもなにか症状が出ている方は要注意です。


当時の僕の状況を簡単にお話しします。
業務は忙しかったですが、忙しいだけならまだよかったんです。それに加え、医師からの高圧的な態度やパワハラ、上司からの過度な期待によるプレッシャー、申し送り時に怒られないかという緊張。
これらによるストレスで、入眠時に動悸や金縛りで眠れなかったり、酒を暴飲するようになったり、友人を始め母親からの連絡もすべて未読スルー(スルーというか気力がなかった)になっていました。


心の中では「はやく辞めたい」と思っていました。ですがそれでも、僕は辞めるという決断をなかなかできませんでした。

転職しようか迷っている看護師
「そんなにつらかったのにどうして?」

根拠のない我慢をしていませんか?

我慢をしていたからです。しかも、まったくもって根拠も意味もない我慢をです。


当時25歳の僕は真面目すぎでした。
先ほど話したように、医師から罵倒されたり、業務中のプレッシャーがあってもなぜか

「この我慢はきっと恵まれる」
「努力と我慢でなんとかなるんだ」

と思い込んでいました。果たしてその根拠はなんでしょうか?
仮に我慢し続けて1年でも過ぎれば、医師のパワハラや上司からの圧力はなくなるのですか?


答えはNOです。
なぜならば、医師や上司の態度をあなたはコントロールすることができないからです。
コントロールできない以上、ストレス根源はあり続けます。
よって、その環境にいる限り永遠にストレスを感じることになります。


割り切ったり、自分の捉え方を変えれば良いのでは?と思う方もいると思いますが、さすがにそれにも限界はあります。
繰り返しになりますが、こういったようにどうしてもストレスの根源を自分で変えられない場合はもう環境を変えるしかありません。
「我慢=努力」ではありません。それは、努力の方向性を間違っています。


本当に無理なら辞めてしまっていいんです。
たとえそれで周りから非難を浴びたとしても、あなたの人生なんですから関係ありません。辞めるも辞めないもあなたの自由です。

転職しようか迷っている看護師
「辞める決断ができない理由に、辞めたあとが心配なんですよ・・・そこはどうすればいい?」

辞めたければ見切り発車でいこう!

つらくて本気で辞めたいのであれば、まず主任または師長に
面談しましょう。
理由は、病院を辞めたあとのことを考えていると、行動までに時間がかかり、辞めるタイミングを見失う可能性があるからです。

辞めたあとのことは辞めたら考えよう

辞めたいのにいつまでも辞めない人
「私、今年で辞めようか迷っているんだよね。なんかつらいし」

こういっている人はまず辞めません。7年間いろんな看護師を見てきましたが「辞めようかな」と言っている人ほど辞めません。大体は、辞めたあとのことを考えていたりと行動を起こさないからです。


繰り返しになりますが、辞めたあとのことを考えていると、行動までに時間が掛かりそのままタイミングを見失います。
なので、本気で病院を辞めるのであれば、辞めたあとのことを考える前に上司に面談をしてもらいましょう。見切り発車でいいんです。

現に、僕は10月に師長面談をして退職の旨を伝えましたが、もうひとりの退職希望者は11月に師長に伝えたところ「もう締め切りました」と断られていました(いま思えば正直なぞです)。

転職しようか迷っている看護師
「そんな見切り発車で主任、師長に認めてもらえるのかな・・・」

面談時には自分の意思を貫き通すこと

面談時の気持ちの持ち方や対応について話していきます。
ここからの内容は少し非常かもしれません。ですが、本気で辞めたいのであれば、多少嫌われることも仕方ないです。


主任・師長はほぼ確実にあなたの退職を止めるでしょう。
「やっぱやめるのをやめようかな」と思わせるような甘い言葉もかけてくるかもしれません。ですが、決して少しの気の緩みを見せてはいけません。その瞬間に奴らに飲み込まれるからです。


面談では、なにを言われても理由を伝えた上で「すみません、もうどうしても辞めたくてその方向で考えています」と自分の意見を貫き通してください。たぶん面談は30分以上かかります。
でもあなたの意思がはっきりと一貫していれば、いずれ上司も諦めるでしょう。その代わり、「辞めます」と言ったらもう引き返すのは基本なしです。


あと余談ですが、主任・師長面談で、パワハラ的なことを言われた、という過去の事前情報があればポケットにこっそりボイスレコーダーをしのばせてください。なにか言われたときのために証拠としてとっておきましょう。

主任、師長に報告したら次の病院探しへ

ここまできてようやく次の病院探しです。

転職しようか迷っている看護師
「もし次に行きたい病院が主任・師長面談前に決まっていた場合は?」

その場合は病院見学、面接も並行して行っていいと思います。


ちなみに「病院を辞めたあとは少し休みたい」というのもアリです。むしろ、疲れていたら休むことをおすすめします。人生長いですからね。少しゆっくりしてもバチは当たりません。


そして、このあとは最後の砦、部長面談が待っています。
部長面談も先ほどの主任・師長面談と同様に、自分の意思を絶対に曲げず嫌われる覚悟で望んでください。ここを乗り越えることができれば、残りの期間は誰に何を言われても

「別に何を言われてもいい。どうせもう辞めるし」

と怖いもの知らずになり、笑顔で退職までのカウントダウンを始めると思います。
でも、残された期間も当たり前ですが仕事はきちんとやりましょう。引き継ぎも早めに済ませ、残された人たちに迷惑をかけないことも大切です。

今回の記事は以上になります。

何度も言いますが、つらすぎて本気で辞めたければ、嫌われる覚悟で行動あるのみです。
嫌われても大丈夫!辞めたらもう自分には関係ありませんから(^ω^)

後半は少し、話しが発展してしまいました。
とりあえず今回お伝えしたいことは、「本当につらかったら環境を変えよう!自分を大切に」ということです。

では。

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