こういった疑問に答えていきます。
この記事の内容
・看護師1年目、5年目、10年目の給料(年収)
・看護師の給料について思うこと
令和6年3月で看護師歴11年となった僕が、看護師の給料の実際と給料について思うことを話していきます。
【現役看護師が給料公開!】看護師の給料は上がるのか?1 年目、5年目、10年目の比較
最初に結論を言いますと給料は上がります。
そして、10年目の年収は約580万円でした。
年収の推移
1年目(大学病院A):約343万円
5年目(中規模病院):約494万円→転職1年目なので少ないです
6年目(中規模病院):約551万円
10年目(大学病院B):約581万円
こう見ると一応増えてきています。
看護師を続けていくうえでどう考えればいいの?
というところが皆さんの気になるところではないのでしょうか??
10年以上看護師やって給料に関して思うこと
看護師の給料について僕が思うことは以下です。
・マジで割に合わない
・給料の変動がないので不安要素は少ない
・男性看護師が家庭を持つ場合、パートナーの年収の影響が大きい
・別に看護師じゃなくてもいいよね
なんだかマイナスなことばかりですが・・・
とりあえず、次で詳しく説明します。
マジで割に合わない
看護師しかやっていないくせにこういうこと言うのもあれですが・・・
本当に割に合わないです。
看護師やってるといろんなストレスがあります。
・人間関係
・癖のある患者対応
・重症患者の対応
・長時間労働による心身の疲労
・研修、勉強会
あくまで主観ですが、
給料を上げようと思って他の資格を取ったところで、
むしろ手当てなんて出ない資格がほとんど。
お金に直結しない仕事もたくさんあります。
委員会、係の仕事、勉強会、看護研究とか・・・
割に合わないことがそこまで負担でないなら看護師を続けても苦にならないと思います。
少しでも負担を減らしたいなら、時間外業務や自己研鑽の必要が少ない職場を選ぶことですかね。
楽しみややりがいを見出して、「やらされる」から「やっていく」に変換したい!
でもそういう考えをしているから、いつまで経っても看護師はやりがい搾取になってしまうのか・・・
自分の中でも大きな悩みです。
給料の変動がないので不安要素は少ない
給料は多くはないですけど、なんだかんだで安定してもらえます。
増えも減りもしません。
そして、辞めたとしても就活は簡単。
収入が極端に減るということが起きにくいので、
特にご家庭をお持ちの女性看護師にとっては強いです。
男性看護師が家庭を持つ場合、パートナーの年収の影響が大きい
女性看護師の平均給料は他企業と比較して多いですが、
メモ
男性全体の平均年収は563万円ですが、男性看護師の平均年収は約523万円。
他の職種でも言えますが
男性看護師の給料だけで家庭を支えることはほぼ無理です。
生活の仕方にもよりますが、出産や家の購入を予定している場合、
なので、パートナーの仕事についてもしっかり把握しておく必要があります。
・何の仕事をしていて年収はどれくらいか
・転職はしやすい業界か
・出産、育児関係で急な休みも取りやすい職場か
・パートナーは仕事で身体にどれくらいストレスがかかっているのか
看護師じゃなくてもいい
平均程度の年収が欲しいなら、ぶっちゃけ看護師でなくてもいいので
もちろん看護師という仕事が嫌いでなければ。
もしイヤイヤ続けるのなら、独身のうちに転職も検討です。
まとめ
以下まとめです。
・看護師10年目の給料は約580万円
・一応右肩上がりに増えている
・給料は本当に割に合わないので、どうしても嫌なら早期に転職してもいいのかも
・結婚、出産、家の購入を考えている場合、パートナーの年収や働きやすさも把握することが大切