こういった疑問に答えていきます!
本書で学べること
①インシデントとはどういったようなものか?
②インシデントの対応方法
看護師11年目のたかひろです。
インシデントの振り返り方法や報告書の書き方って、
僕も昔は何度も指導を受けたことがありました。
そういったお悩みにぴったりな参考書を見つけたので紹介します。
この本を読むことで、インシデントについて体系的に学ぶことができます。
それにより、いままで「なんとなく」やっていたインシデントの振り返りもできるようになり、インシデント発生時の対応に困らなくなります。
インシデントについてわかる
インシデントについて以下を学ぶことができます。
・インシデントとは
・インシデントの種類
・インシデントの原因
・インシデントの防ぎ方
・インシデント発生時の対応や報告
インシデントの主な原因については表になっていてわかりやすいで
ポイント
インシデントには当事者面、環境面など、実は多くの要因が重なっています。
インシデントの防ぎ方
インシデントを防ぐためのリスクマネジメントの考え方や医療安全
ポイント:KYTとは?
KYT(危険予知トレーニング:危険=K、予知=Y、トレーニング=T)とは、業務の中に潜む危険をみんなで話し合い予知し、対策を立て実践するためのトレーニングです。
現場での危険を察知する能力が向上し、医療事故防止につながります。
インシデント発生時の対応や報告方法を学べる
インシデントの対応として以下を学べます。
・発生時の基本的な流れ
・報連相の仕方
・報連相に必要な情報
・報告の仕方→SBAR
SBARとはわかりやすく相手に伝えるための方法です。
詳細は割愛するので、詳しくは看護roo!のこちらの記事を参考にしてください。
インシデント発生時の対応についても説明されています。
上司への相談の仕方に加え、
インシデントを事例から学べる
本書の後半では、実際に事例を用いてインシデントの発生から対策、予防方法まで説明しています。
転倒・薬剤誤投与など、よくある事例がいくつか掲載されています。
事例があるおかげで、インシデント発生時の実際の対応がわかります。
本書の良いところ
良いところを以下にあげます。
・文章の表現がやさしい
・イラストや図が多く、内容を理解しやすい
・登場人物による会話調な部分もあり読みやすい
・事例があるため、インシデント発生時に具体的にどのように対応・振り返りすればいいのかわかる
まとめ
本書ではインシデント全般について非常にわかりやすく書いて
インシデントを体系的に学ぶ機会はあまりないので、