転職

【体験談です】看護師が病院転職してわかったメリットとデメリット

こんにちは、たかひろです。

転職に悩む看護師
「違う病院に転職したいけど、メリットとデメリットってなに? 転職する価値ってあるのかな。」

こういった悩みに答えていきます。


✔本記事の内容

・病院転職するメリットとは
・転職するデメリットは1つだけ
・苦難はあるが、病院転職する価値ありです

この記事を書いている僕は看護師8年目になります。4年前に転職し、現在の病院(ICU)で働いています。人生初めての転職であり、多くの発見がありました。


こういった背景をもつ僕が、今回は「病院転職してわかったメリットとデメリット」について話していきます。
病院転職を検討している方にとって、参考になるのではないかと思います。


※「つらいけれど転職すべきか迷っている」という方がいればこちらの記事を参考にしてみてください。
つらくて転職したいけれど迷っている看護師へ【チェックリストで確認】

看護師が病院転職するメリット

メリットは次の2つです。

①1人の人間として、看護師として成長できる機会となる
②病院によっては年収が上がる

1人の人間として、看護師として成長できる機会となる

当たり前ですが成長できます。
成長できる内容は次の3つです。

①スタッフとの関わりから多くの価値観を知ることができる
②めちゃくちゃ仕事のできる人から仕事術を学べる
③自分の看護が変わる

ひとつづつ解説していきます。

スタッフとの関わりから多くの価値観を知ることができる

新しい看護師と会うので、そのぶん看護や仕事に関する価値観を知ることができます。「こういう人もいるんだな」と知り、それを参考に自分の視野を広げることができます。

めちゃくちゃ仕事のできる人から仕事術を学べる

必ずいます!びっくりするほどめちゃくちゃ仕事ができる人が!!
そういう人をよく観察することで

「なぜあの人は仕事ができるのか?」
「自分とあの人はなにが違うのか?」
「じゃあ自分はどうすればもっと仕事ができるようになるのか?」


という分析ができます。


ちなみに、僕が今いる病棟で仕事ができる人は、発想や行動開始のスピードが早いのに加え、「いらない仕事はやらない」といった目の前の業務の取捨選択能力がすごいです。

自分の看護が変わる

他の看護師が患者さんへ看護している様子を見たり、自分が勉強して学ぶことで、患者さんへの看護の仕方が変わります。考え方としては、より広い視点で考えることができるようになります。看護という点では、より全身のフィジカルエグザミネーション・アセスメントがよりできるようになります。ちょっとした状態悪化時にも対応方法を学んだため、看護の引き出しが増えました。
自信にもつながります。

以上の理由により自分の考え方、価値観が変わり、人生に深みが増します。
それなりの努力をすれば、転職前の自分とは大きく変わることができるでしょう。

病院によっては年収が上がる

より都心部にいけば年収は上がります。僕の場合は20-30万円ほど上がりました。寮でなく賃貸にする場合は、家賃をしっかり考えないと貯金できませんので、結構注意すべきポイントです。

看護師が病院転職するデメリットは1つだけ

デメリットは1つだけ。
それは、環境・業務内容に慣れるまでが非常につらいということです。

つらい内容とは?


例えば僕がつらかった内容は次の4つです。

①スタッフとのコミュニケーション
②完全未経験の場に飛び込んだので、患者さんを看ることに対する恐怖が強かった
③業務形態の変化への適応
④「新人潰し看護師」の標的にされた

1つずつさくっと説明していきます。



①スタッフとのコミュニケーション
これは人によります。もともと人とのコミュニケーションに抵抗がない人であれば、それほど問題になりません。ですが、僕の場合は慣れない人とコミュニケーションをするときに次のことを気にしてしまうため、かなりしんどかったです。

・相手に声をかける時に「相手がなにをしているか」「今声をかけてもいいか」☛結局タイミングを逃す
・相手の言葉ひとつひとつや表情、トーン☛話したあとに「自分の報告の仕方が悪かったのか、不要だったのか」などしばらく考えてしまう




②完全未経験の場に飛び込んだので、患者さんを看ることに対する恐怖が強かった
未経験の領域に飛び込んだ場合は怖いです。僕の場合は、脳神経外科からICU(循環器メイン)に移動したためすべてが初めてでした。

「ベンマクショウってなに?」
「カンドウミャクって心臓の血管だっけ?」

「血液ガスのアセスメント?したことないよ」

ってな感じで、ほぼ新卒看護師状態でした。
まず、患者さんの変化にも気づけなかったし、変化に対する対応もわからなかったので、結局自分でなにもできませんでした。



③業務形態の変化への適応
以前の病院は変則二交代で主に8時間日勤、12時間日勤、12時間夜勤でした。現在は完全二交代で8時間日勤と16時間夜勤です。16時間夜勤が初めてでした。

・夜勤の始まりが早いことにより、それまでをゆっくり休めない
・夜勤が長いので疲労が大きい


ということがあり、入職して半年以上は体が慣れるまで苦労しましたしおかげさまで顔が老けました。



④「新人潰し看護師」の標的にされた
業務に慣れていない新人看護師や中途採用者をいじめる看護師、いますよね?僕はその人に目をつけられました。


具体的には、僕のひとつひとつの行動に対して口出しをしてきたり、それを周りのスタッフに言いふらしたりといったことです。その人のせいで1年半くらいは苦痛でした。
でも、覚えておいてください!
こういうスタッフは必ずどこにでもいます。

つらい転職を乗り越えることができた理由

結論をいいます。努力をしたからです。


じゃあ、乗り越えるために実際になにをしたかというと

・病態から勉強しなおし
・処置介助手順の見直し
・先輩から注意された時には「なぜなのか?」「自分のなにがわるいのか」を徹底的に聞いた
・学会に参加し、自分の興味のある分野を探してみた
・絶対に口答えしなかった

そんな感じですかね。
当たり前ですが、自分はなにも知らなかったので、「教わる人の姿勢」というものをかなり意識しました。
プライドも捨てましたし(そもそもない)、とにかく知識や経験に貪欲になっていました。


そしたら他のスタッフからも受け入れられたのか、どんどん重症患者さんを任されるようになったし、いまでは入職者の指導も任されています。

苦難はあるが、病院転職する価値ありです

転職する価値はあります。
理由は、つらいけど得られるメリットのほうが大きいからです。

【悲報】転職して1〜2年間はまじでつらい

すでに話しましたが、転職はつらいです。もちろんその人のスキルによっても個人差はあります。どれくらいの期間我慢すればよいかというと僕の場合は2年でした。


でも、2年間ずっとつらいという訳ではありませんよ。
基本的にはつらいことが多いのですが、その中にも達成感や嬉しかったこともあります。


つらい理由は、嬉しかったことと辛かったことの波が大きく、そのぶん感情の起伏も大きいからだと思います。

なにかの拍子に一気に伸びる

あるときから急に、自分の頭が冴えて仕事ができるようになったことを実感できるようになりました。それが起こったのは大体2年を超えたあたりです。具体的な変化は以下です。

・知識と知識がつながって、患者さんの病態の理解が早くなった

・患者さんをどういう状態にもっていけばいいのかというゴールをイメージできるようになった。イメージできたことにより、そのゴールへ向かうためにはどうしたらいいのか、ということも考えられるようになった。

・状態変化の原因がわかるようになったので、就職当時のような「わからないことによる恐怖」はなくなった

・処置介助やオペ受け、重症患者の対応など大体のことはこなせるようになった

・院内のシステムや部署でのルールを覚え、自分で考えて動けるようになった

・自分がどこまで勝手にやっていいのかがわかってきたので、自分でできる決断と行動が増えた

・スタッフと気楽に話せるようになった。それによりリラックスしてありのままでいられた(リラックスできたのは、怖いスタッフが飛ばされたり、産休に入っていったり退職したこともあり)

・他スタッフの手伝いも余裕で行える

自分をでかく見せているようですみません笑
ですが、本当に多くのことができるようになりました。

転職することに価値はあるが必ずデメリットがあることも忘れずに

必ず転職先にも嫌なことはあります。合わない看護師や医師はいますし、病院のシステムにもイライラします。


なので、あれもこれもと転職に求めすぎると、転職してからの現実の受け入れが大変です。転職に求めることは明確にし、そして求めすぎないようにしましょう。完璧な病院はないので、良い意味でのあきらめが大事です。

以上で今回の記事は終了です。
もし転職に迷っていたらぜひ挑戦してみて下さい!
それで結果的に後悔することになっても、その期間は絶対に無駄ではありません。
転職して失敗した、というのも1つの貴重な経験であり学びです。「なぜうまくいかなかったのか」を考えて次に生かすこともできます。正直転職で失敗したと思ったら、さっさと辞めて次を探せばいいと思います。
ぜひ前向きに捉えてみてください。

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