看護学生

【看護師国家試験】ノートの作り方を解説【意識すること3つ】

看護学生
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看護師国家試験の勉強をしています。

勉強しつつノートを作ってるんだけど、どう作ればいいのかな?

みんな結構かわいくアレンジしたり絵を書いたりしているけど、どうなんだろう?

こういった疑問に答えます。


✔本記事の内容

・ノートの作り方を解説【意識すること3つ】

・実際にノートを作るとしたら僕はこう作る

この記事を書いている僕は現在看護師9年目です。

第102回看護師国家試験を受験し合格しています。

ノートを作成することについては実はあまりオススメしません。

けど、これはあくまでも僕の価値観ですし、勉強法は人それぞれやり方が違います。

なので今回は、「もし僕がノートを作るのならどう作るか?」という視点で話していきます。

たかひろ
たかひろ

【看護師国家試験】ノートの作り方を解説【意識すること3つ】

ノートを作るときには以下の3つを意識してください。

①なんのためにノートを作るのか

②ノート作りに時間をかけない

③ノートは豪快に使う

1つずつ解説していきます。

なんのためにノートを作るのか

ノート作りの目的を忘れないようにしましょう!


ノート作りは、「自分が忘れないようにメモする」ものであって、作り上げるものではありません。


インスタでみんなが挙げたノートを見ていると


「あんなふうに綺麗にまとめなきゃ」


と思ってしまうかもしれませんが、その必要はありません。


自分が忘れないようにメモするという目的を達成できればいいんです。


なので、汚くてもいい。


むしろ、ノート作りに時間をかけて問題集を解く時間が減っては本末転倒です。


ノートを作って「勉強した気になっているだけ」は本当に危険。


あくまでも最終目的は、国試に合格すること。


ノートはそのための手段であることを忘れずに!!


ノートを作っても問題が解けなければ、残念ながらそのノートには存在価値がありません・・・。


インスタのはあくまで「芸術品」として別次元のものと考えておきましょう。

ノート作りに時間をかけない

ノート作りに時間をかけないようにしましょう。


理由は先程も述べたように、ノート作りに時間をかけすぎて問題を解く時間が減ってしまっては本末転倒だからです


たまに見かけるのが、参考書に書いてあることを移したり、カラーペンで色分けしすぎたり。


参考書の内容を書いても正直全く意味ないです。


カラーペンで色分けするのは賛成だけど、やりすぎても逆に見づらくなるだけ。


使っても2色か3色までにしておきましょう!


ペンを持ち替える時間や色を選択する時間、ペンを買い足す時間がもったいないです。

 

ノートは豪快に使う

ノートは豪快に使いましょう!!


理由は、小さい文字だと読みにくいから。


使い方としては、領域別にノートを分けると、書いたことを探すときに見つけやすいです。


ルーズリーフの人はファイルでわけてもいいでしょう。

 


そして、文字は行に収めなくていいので大きめに書く。


途中で書き足せるように1/3は余白を残しておきましょう!

実際にノートを作るとしたら僕はこう作る

ここからは、「僕が実際に国試対策でノートを作るとしたらどのように作るか」について話していきます。


僕はルーズリーフ派なので、用紙と領域分のファイル、または挟めるインデックスを用意します。


ちなみに、サイズは持ち運びに便利なA5サイズにします。

 

 

ノートの目的は「思考の整理と思い出し用」として

僕はノートを「思考の整理と思い出し用」として使います。


どのように使うかというと
たとえば、間違えた問題について絶対に覚えておくことや、病態の機序を自分の言葉でメモします。


あくまでも「メモ」なので、しっかりは作りこみません。

「思考の過程」をまとめる

難しい病態の機序がわかったときや、わかりやすい表現をネットで見つけたとき。


こういうときにそれらをノートにまとめます。


たとえば

CO2ナルコーシスってわかりにくい!
簡単に言うとどんな機序なんだろ??

【ネットで検索】

あ!なるほどね!
呼吸には2つのスイッチがあると。
「体内の二酸化炭素が増えた時」に呼吸を促すスイッチと、「酸素が減った時」に呼吸を促すスイッチ。

COPDの人は常に体内のCO2濃度が高いから、二酸化炭素のスイッチが鈍いんだ!
すると、COPDの人の呼吸スイッチは「酸素が足りない時」の1つしか効かない。
だから、酸素投与をしすぎると体は「呼吸の必要がない」と錯覚してスイッチが発動せず呼吸停止するのか!

たかひろ
たかひろ

上記のような「思考の過程」を「自分の言葉」でメモします。


そうすることで、自分なりにしっかり理解できるし、忘れた時にも見返せば思い出せます。


関連図として自分でまとめてもいいと思います。

赤シート対応にする

たぶん僕だったら、ノートでまとめた部分の一部を緑色にすると思います。


理由は2つ。

①ポイントの強調

②緑色にすることで赤シートで隠れる


これにより、たいせつな部分をまとめつつ、自分なりの問題集も作れます。

ノート作りの一例

以上を踏まえて、脱水についてまとめてみます。


国試では脱水についての問題はよく出てきます。


たとえばこんな問題。

第105回 午前28問
脱水でみられるのはどれか?

1.尿量の減少
2.血症浸透圧の低下
3.バソプレシンの分泌の抑制
4.血漿ナトリウムイオン濃度の低下

「脱水の機序と症状がよくわかんないなぁ~」というときに簡単にまとめたりします。


とりあえず自分なりにまとめてみました。


途中までですがこんな感じです。

雑ですみません(;´∀`)


ポイントは以下の4つ

①文章ではなく関連図、または箇条書き

②オレンジペンを使用し、赤シートで隠れるようにした

③かつ、オレンジペンで書くところは、問題の選択肢となったところ

④定義が難しくて理解に苦しみそうな用語は、イメージでもいいので補足しておく

こういった感じですかね!


今回はノート作りについて説明しました。


正直、勉強の仕方は人それぞれであって。


勉強方法を模索しながら自分にあった方法を選べばいいのです。


ただ、間違いなく言えることは、国試対策はなるべく早めに始めておくこと!!


12月に勉強始めても受かる人がいることは事実。


でも、これに落ちると受験は1年後。


少しでも合格の確率を上げる選択をしていきましょう。


今回の記事は以上になります。

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