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【看護師国家試験】単語カードを使った覚え方【作成~暗記までのすべて】

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看護師国家試験の問題を解いているけど、全然覚えられません。
覚えることが多すぎて困っています。数日すると忘れちゃうし・・・。
なにかいい覚え方はないですか?

こういった疑問に答えていきます。

✔本記事の内容

・単語カードの作り方と覚え方

・単語カードを作るときの注意点

この記事を書いている僕は、現在看護師8年目です。

第102回看護師国家試験を合格しています。

僕は看護師国家試験の勉強で、単語カードを作成し暗記しました。

単語カードのおかげもあってか、国試はそんなに苦労した思い出はありません。

ということで、今回は「単語カードを使った覚え方」について話していきます。

たかひろ
たかひろ

【看護師国家試験】単語カードを使った覚え方【作成~暗記までのすべて】

暗記ものを覚えるためのおすすめの方法は、「単語カード」を使うことです。


実際にどのように作成し、どのように使うかを話していきます。

単語カードの作成方法

作成するときのポイントとしては次の3つです。

・暗記できていないことを書く

・一問一答形式で書く

・文章はなるべく短く

暗記できていないことを書く

作成には手間と時間がかかります。


当然ですけど、暗記できていないものだけを書きましょう!

一問一答形式で書く

単語カードのオモテ面に問題、ウラ面に答えを書くのですけど、
問題数を1枚に詰め込まないようにしましょう!


1枚につき問題は1つ、一問一答形式です。

文章は短く、余計なことは書かない

これも先ほどの内容と似ていますけど、文章は少なくしてください。


どうしても空きスペースがあるので書きたくなってみちゃいますけど、なるべく書かない!


書いても暗記中はたぶん読まないし、暗記のじゃまになります。


読みたければ参考書を開きましょう

単語カードを使った暗記方法

暗記方法は以下の6つです。

①作成したら毎日覚えれるまで暗記

②次の日は前日+今日作成したもの

③「覚えたもの」「覚えていないもの」の仕分け

④覚えたらシャッフルする

⑤暗記中は全身をフル活用

⑥暗記に最適な時間は寝る前と起きたとき

作成したら毎日覚えれるまで暗記


書いたら終了ではありません。


書いたら覚えられるまで本気で暗記しましょう。


ただ、最初から全部覚えるのは大変なので、今日は10個、明日は15個とかハードルは低くてOKです。


最初から疲れると継続しにくいですからね。

次の日は前日+今日作成したもの

昨日覚えたから今日はやらない、ではありません。


ここで有名な「エビングハウスの忘却曲線」を出してみます。

引用元:エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング

このグラフが表していることは、人がなにかを学んだ時に

・20分後には42%忘れる
・1時間後には56%忘れる
・9時間後には64%忘れる
・1日後には67%忘れる
・2日後には72%忘れる
・6日後には75%忘れる
・31日後には79%忘れる

なので理論上、今日覚えたことも明日には半分以上忘れてしまいます。


暗記するときは昨日覚えたこともまた繰り返しましょう!


そして覚えられたら徐々に間隔をあけます。


ちなみに画像引用元の記事では、この忘却曲線を利用してどのようなタイミングで学習したらよいかについて語ってます。


面白いので1度読んでみることをおすすめします。
エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング

「覚えたもの」「覚えていないもの」の仕分け

覚えたものはいつまでやっても仕方ありません。


まだ覚えきれていないものをなんでもいいのでマークして、覚えたものと覚えていないものを仕分けましょう。

覚えたらシャッフルする

単語カードのデメリットは、カードの順番で答えを暗記してしまうこと。


これを防ぐために時々カードの順番をシャッフルしましょう!


単語カードだからこそできる技です。


シャッフルしても覚えられたらそれは本当に暗記したということです。

暗記中は全身をフル活用

暗記中は全身を使います。


どういうことかというと

・声に出す
・歩きながら
・身振り手振り

これらをすることで、定着率があがります。


椅子に座って黙々とやってはいませんか?


それでは覚えられませんよ。

暗記に最適な時間は寝る前と起きたとき

寝る前と起きた時に同じものをやりましょう。


同じものというのがポイントです。


起きた時にやるのは、前日と同じもの。


昨日覚えたことを朝にやることで定着率をあげます。

実はここまでの内容の一部はメンタリストのDaiGoさんもYouTubeで話しています。


科学的根拠に基づいた話なので、有益です。

単語カードを作るときの注意点

ここからは単語カードを作るときの注意点について話していきます。


注意点は以下の3つ。

①1枚に多くのことを盛り込まない

②ただの暗記にならないようにする

③単語カードの作成に熱中しすぎない

1枚に多くのことを盛り込まない

繰り返しになりますけど、1枚に多くの情報を盛り込むのはNGです。


単語カードは反射的にやるもの。


感覚としては1枚につき1秒以内。


これをぱっぱぱっぱ行う感じ。


だから、ほかの情報はいりません。

ただの暗記にならないようにする

単語カードのデメリットです。


ただの暗記にならないようにしてください。


ちょっと表現が難しいけど、A=Bみたいな考え?


丸暗記のしすぎで、それ以前に全体の把握ができていない、、というか。


いくつか例をあげます。


・ある法律があってその中の1つの文章に関してよく問題がでる
その文章の暗記はしたけど、その法律自体がいったいどういうものなのかを理解していない

・脱水のときの起こる症状5つを丸暗記した。けど、脱水の定義や機序を覚えていないために、脱水をもとにした応用問題が解けなかった。


なんとなくイメージは伝わったでしょうか?


暗記はたいせつです。


けど、それ以前にもっと全体をみなければいけない。


「木を見て森を見ず」でしょうか。


暗記をする時にはおおまかな概要や機序、仕組みなども知っておきましょう。


なので、単語カードで暗記+参考書で本質を理解


このセットを行うようにしましょう!

単語カードの作成に熱中しすぎない

ここまで読んで


「よし!!じゃあ今日から単語カードを作ろう!!」


と思った方。


もう1つ注意することがあります。


この記事を読んでいる時点で、試験何か月前ですか??


もし2ヶ月前とかだったら、単語カードを作ることはおすすめしません。


というかやめてください。


なぜか?

・単語カードは作成自体に時間がかかる

・残り時間が少ない

2ヶ月前とかになったら、新しいことは終わりで調整に入る時期です。


つまり、必修問題の苦手分野の確認であったり、過去問を通しで解いたり。


なので、単語カード作成に時間を割くのではなく、問題を解くことに全集中しましょう!


もし作るとしても本当に少しの枚数かつ必修問題のみですね。


必修問題で単純に暗記の問題、たとえば出生率とかそういうのであればいいとおもいます。


時間を忘れて作成に熱中しすぎないよう気をつけてください!

 

今回の記事は以上です。


単語カードを使った暗記方法は今後もどこかで役に立つとおもいます。


仕事で覚えることがたくさんで困っているとき、試験を受けるとき・・・。


時間に余裕があればぜひ試してみてください。

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