友人紹介による転職を検討している看護師
「転職をするんだけど、友人に紹介された病院が気になっています。いろいろ話しを聞いたところ、すごく良さそうだったしそこにしようかなぁ・・・。友人の紹介で転職するのって、どうなの??」
こういった疑問に答えます。
✔本記事の内容
・友人紹介のデメリット
・友人紹介で失敗しないようにするために
この記事を書いている僕は、今年で看護師8年目になります。
今いる病院は、仲の良い先輩による紹介で入職し、働いて4年目です。
友人紹介で入職した結果、良かった点や悪かった点がいくつか見つかりました。
こういった背景を持つ僕が、今回は「友人紹介で転職した場合のメリット・デメリット」というテーマで話していきます。
友人紹介で転職するメリット
メリットは以下の2つです。
②職場の人間関係の輪を広めやすい
順番に解説します。
事前に内部事情がわかる
ここが1番のおおきなメリットです。
内部事情というのはたとえば
・看護師の業務内容
・病棟の状況(雰囲気、人間関係)
・経営方針
・管理職の人たちの特徴
・他職種との連携状況
こういった情報が事前にすべてわかるので、今自分がいる病院と細かく比較することができます。
職場の人間関係の輪を広めやすい
新しい職場というのは、不慣れですしとても居づらいです。
紹介で入職すると、友人がいる部署の管理職に顔を覚えてもらいやすかったり、友人の知り合いとも会う機会があるので、人間関係の輪を広げやすいです。
友人紹介で転職するデメリット
デメリットは1つだけ。
それは「辞めづらい」ということです。
友人紹介は辞めにくい
理由はなんであれ、「やっぱり辞めたい」となった場合に辞めにくいです。
辞めにくいというのは、辞めるための心のハードルが高いということです。
紹介された病院をすぐに辞める行為は、ある意味、紹介してくれた友人の顔に泥を塗ることになります。
身体的・精神的な理由、家庭の事情で退職は仕方ないかもしれません。
けど、それ以外の理由での退職は控えるべきです。
そうならないためにも、転職前には注意すべきことがあります。
友人紹介で転職するときにあらかじめ注意すること
それは、転職理由を明確にしておくことです。
良くない転職理由とは?
言い換えると、転職に何を求めるかです。
転職理由で良くない例を挙げます。
・友人がいるから
・楽そうだから
・給料がいいから
これらの理由では、多くの外的変化によって自分が振り回されます。
たとえば、友人が先にやめた、仕事内容がきつくなった、給料が減ったなど。
結果・・・
「なんとなく辞めたいけど、友人の顔に泥を塗ることになるのも嫌だし、嫌だけど今の職場続けてみようか」
という訳のわからないことになりかねません。
やりたいことは何か?
では、どういう転職理由ならいいか?
それは、「やりたいことはなにか?」ということです。
やりたいことがあり、そのために日々頑張るのであれば、多少仕事がきつかったりしても、友人がやめてしまっても関係ありません。
友人紹介による転職を検討している看護師
「いや、目標をもっているとしても、仕事内容が辛すぎたり、ボーナスが減ったりしたら嫌だから!」
「友人紹介」で入職したことは気にしすぎなくていいのでは?
そりゃそうですよね。
いくらやりたいことがあって入職したとしても悪条件になっていったら嫌ですし辞めたくもなります。
極論を言うと、嫌ならやめてもいいと思います。
友人は紹介しただけであって、入ることを選んだのは自分です。
だから正直やめてしまってもいい。
友人に紹介されたらその病院には長くいなければならないなんてルールはありません。
友人紹介されたことを意識しすぎると、結局自分の思考や行動が友人中心になります。
それが1番不幸です。
けど、入職して1年とかですぐに退職したら、もしかしたら、友人とは最悪仲が悪くなるかもしれないです。
でも別に友人が人事に行って頼み込んだりとかしたわけではないし、おそらく仲が悪くなるということはないかと思いますけど。
なんにせよ、友人紹介で入る場合には「そうなるかもしれない」という可能性があることは頭の片隅に置いておいたほうがいいです。
そして、なにより1番たいせつなことは、転職理由が「友人がいるから」ではなく「やりたいことがあるから」であることです。
今回の記事は以上です。
こういった無駄な心配がないことが、ある意味で転職サイトを使うことの良さなのかもしれませんね。