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看護業務

新人看護師の勉強法について

こんにちはたかひろです。
本日は新人看護師の勉強法について話していきたいと思います。

新人看護師として働き始めたみなさん、以下のような悩みはありませんか?
①どうやって勉強したらいいの?
②どれくらい勉強したらいいの?
③参考書はなにを使えばいいの?

こういった悩みに対して答えていきたいと思います。

①新人看護師はどうやって勉強すれば良いのか


答えを先に述べてしまうと、医師記録でわからない言葉を調べることです。

なぜか?

医師の記録には多くのことが記載されており、患者さんの病状理解・自身の勉強にはもってこいだからです。

例えば、ある患者さんの入院時の医師記録を開いたとします。

おおよそ、以下の内容が書かれているはずです(病院や患者さんの重症度にもよりますが・・・)

・入院の経過、発症時の自覚症状
・入院時の身体所見
・画像所見の結果
・重症度分類のある疾患では、その重症度
・治療内容(使用薬剤)、今後の方針

ざっくり挙げるだけでもこれくらいは思いつきます。

カルテに書かれた専門用語をひたすら調べあげてください。

医師の記録には英語も書かれていますが、もちろん英語も調べてください。

調べた用語はノートや手帳にメモして見返すことができるようにしておくと良いですね。

最初は大変かもしれませんが、調べていくうちに用語を覚えたり、理解が早くなってくるので徐々に慣れてきます。

また、用語を調べてカルテが読めたら、次のステップとして、「記録内容の理解」をしてください。

記録を読めるようになるだけではダメで、なぜこの記載があるのか?というところも理解できるようにしてください。

これができると、医師の記録に対する根拠が見え、疾患や治療の理解がより進むと思います。

ここまできてひとつ質問が飛んできそうです。


「参考書はほとんど持っていないけれど、何で調べればよいですか?」


そうですよね。

新人看護師さんは、まだ参考書もあまり持っていないかと思うので、そもそも調べるための手段が足りないかもしれませんよね。

ですが、安心してください。

調べる道具はお持ちのスマートフォンで大丈夫です。

「え?いいの?」

と思う方もいるかもしれません。

学生の頃は事前学習をスマートフォンで調べてきたことを先生に言うとあまり良い顔はされなかったと思いますからね・・・。

ですが、社会人になって時間の余裕がない今、スマートフォンという超便利な道具を使わないわけにはいきません。

勉強のゴールは、自身に知識がつき、看護師として患者さんの安全を守ることですから、そのための手段は参考書だろうがスマートフォンだろうが正直なんでもよいです。

ただ、ネットで調べる場合には不確かな情報も含まれている場合もあるので、それを頭に入れた上で調べてください。

話しが少し逸れてしまいました。

では、医師の記録を理解するメリットはなんでしょうか?

上記5点の理解に加え、そこから患者さんの問題や観察ポイントを見極めることができることです。

ただただ何も考えず参考書を読むよりも、このやり方のほうが効率的かつ現実的です。

ぜひこの方法をお試し下さい。


②新人看護師はどれくらい勉強したらいいか?

答えを先に言ってしまいます。

わからないことを調べ終わるか、自分が満足するかまでです。
つまり、納得いくまで勉強してください。

「そんなに勉強しなければいけないの~(泣)」

という言葉が今にも聞こえてきそうですが、こればかりは仕方ないと思います。

新人に限らず、看護師の仕事はある意味勉強することです。

正直、勉強する・しないは自分で選ぶことができます。

しかし、新人の頃、特に最初の1年でしっかり勉強をしてきた人とさほどしなかった人とでは明らかに差が出てきます。

早ければ半年くらいで新人の間でも差が出てくると思います。

新人看護師の頃は、できないことも多いし、先輩から注意されたりと「失敗」と感じることが多いです。

その中で、勉強を通してわからないことがわかる、というのは、あなたにとって1つの「成功体験」となり、やりがいのひとつになると思いますよ(^O^)

③新人看護師が勉強するのにおすすめの参考書は?

いくら万能のスマートフォンがあるとはいっても、参考書は絶対に必要です。

病態やワードの検索には長けていますが、「看護」に関しては調べてもあまり出てこないからです。

そこで、新人看護師さんにおすすめの参考書をいくつか紹介したいと思います。

おすすめ書籍は以下の書籍です。

おすすめ① 「病気がみえる」シリーズ MEDIC MEDIA
おすすめ② 看護雑誌 「エキスパートナース」 照林社
「ブレインナーシング」や「ハートナーシング」などメディカ出版の雑誌


おすすめ① 「病気がみえる」シリーズ

やはりまず最初におすすめしたいのはこのシリーズですね!
 
学生の頃、実習や国試対策でお世話になった方も多いのでは?と思います。

お馴染みの参考書ですが、私が思うメリット・デメリットを述べていきたいと思います。

(メリット)
・病態生理がメインのため、疾患や症状の機序がわかりやすい
・難しい解剖もイラストが多く、わかりやすい
・病態から治療まで網羅されている
基本的には「わかりやすい」というところがメリットですね!

(デメリット)
・看護に関する内容はあまりない
・1冊あたり約4000円と少し高い。複数冊必要な場合はきつい。
・内容自体はそこまで濃くはない。広く浅い。
・これ1冊で乗り切るのは不可能

結論 必須アイテムですが、看護に関する他の参考書も買っておきましょう!


おすすめ② 看護雑誌シリーズ

学生の頃、プチナースを読んでいた方はいらっしゃいますか?

内容としてはあれのもっと臨床向けにしたものです。

おすすめに、「エキスパートナース」とメディカ出版の雑誌を挙げました。

これらのメリット・デメリットも話します。

(メリット)
・全体的に内容は濃いめ
・毎月発売でテーマも異なるため、飽きにくい
・テーマが豊富なため、多くのことが学べる
・厚さは薄いため、電車など移動のちょっとした読書にも使える
・年間購読あり。また、1冊あたり約2000円とそこまで高くない
・いらなくなってもメルカリで1/3くらいの値段で売れる
・看護雑誌なだけに、看護に関する内容は豊富
・メジャーな雑誌のため、病院の図書室や部署の休憩室に置いてあることも

(デメリット)
・書いてある内容は専門的なため、少し難しい部分もある
・毎月買っていると、気づいたら部屋が雑誌まみれになっている


こんなもんでしょうか?

結論としては、病気がみえると同じで必須アイテムです。

あとはほかに本屋とかで気になる書籍があったら買ってみて良いと思います。

ですが、専門書ゆえに値段は少し張りますよね・・・

それに給料をもらえるとは言え、最初はそんなに経済的余裕はないですよね・・・

奨学金を返す方はなおさら・・・(泣)

ですが、仕事に対する自己投資だと思って本はけちらず買いましょう!

少しでも節約したい方は、先輩におすすめの本を教えてもらう、もしくは貸してもらう(ちゃんと返しましょう。この業界は参考書の借りパクが多いです笑)

あとは、メルカリで買いたい本を探してみるのも1つの手ですよ!

以上が今回の記事になります。

読者の立場になって書いているつもりですが、どうでしたか?
また、数日後に違うテーマでお話していきます。

そして、この記事は未完成部分が多いですがとりあえず挙げています。

細かいことを気にしていると永遠に配信できないので・・・
なので、定期的に内容は少しずつ修正していきます。
その際には更新日も記載しておきますので、参考にしてください。

では。


※今回紹介した参考書・雑誌のリンクを貼りました。
リンクから同参考書の他シリーズも見ることができます(^O^)

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